「響け!ユーフォニアム 決意の最終楽章 後編」読了

いつの間にか本棚の肥やしとなっていたユーフォ最終楽章を読みました!

面白い!!!

びっくりマークが何個あっても足りない!!!


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ユーフォは自分がいわゆる深夜アニメを見始めたころにリアルタイムで観てた作品なので思い入れが強い作品筆頭です。
アニメシリーズを観て、映画を観て、最後に原作を読む。最後は絵なしで、文字と想像で読む。これ至高。


ここから感想
読んでて久美子よ、もっとガツガツいこうぜ!と考えずにはいられなかった!
だからこそ終盤はスッキリして気持ちいい終わり方だったんだけど。

真由の真のキャラが結局最後まで掴めなかった。でもああいう子っているよね。っていうか自分がそうでした。中高と部活してたけど、とりあえずそこそこくらいの実力があれば、あとは楽しく練習・試合って感じ。競争意欲がない民族。
でも、それが部全体にとっては弊害だったりして。
正直、久美子や麗奈の全国金賞に対する執着には感情移入しにくかったです。いつも心の中では、秀一がんばれー!言ったれ!って感じでした。


そして
個人的には武田綾乃先生の文章が大好きです。綺麗な文章だなぁとしみじみ感じてます。(何がって言われるとよく説明はできない)


そしてそして
ユーフォはみんなが個性を持ちつつも現実味を持ってるところがいいんですよね。アニメの原作となるとどうしてもキャラクターが先行して気持ち悪くなりがちな印象なので。そうそう、それで言えば、りゅうおうのおしごと!は原作の評価がけっこう高いようなので読んでみようと思ってたりして。
あと、みんなが芯を持って生活してる姿もまたいい。葛藤しながらも自分の中に正解は持ってる、私が正義や!ってところ。


結論、目的意識とか目標とかがなくなったら終わりってことですね。



最後に、本作品もアニメ化が決まっているということで、これからの京アニに期待です!いつでもいいのでいつかアニメとして形になることを願って、今回はこれで〆ます。